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家具・木製品製作 『木工 木の香』

オーダー家具 無垢の木で家具づくり その他日々の出来事いろいろ

椅子生地の特殊な撥水加工 

2012.05.17

先日納品させていただいたダイニングセットの
椅子生地の特殊な撥水加工についてです。

本当に初めて見せていただいた時ビックリしました!

右側(ベージュ)の生地が、特殊な撥水加工したものです。
左側(グレー)の生地が、撥水加工していないものです。



それぞれに水をのせました。
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特殊な撥水加工したものです。
水が玉になって浮いているように見えます。
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撥水加工していないものです。
生地にくっついているように見えます。
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水を拭き取ってみると
左側(グレー)の生地は水が染み込んでいます。
右側(ベージュ)の生地はまったく変わりなく元のままです。
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生地表面だけの防水加工だと、毎日の使用で擦れて撥水しなくなってきますが
この加工は生地に染み込ませているので
擦れて生地が薄くなっても水玉になって弾いてくれます。

汚れなども付きにくいので、長く使用していただけると思います。
すごくオススメです!

タグ : 家具製作 椅子生地 撥水

ダイニングテーブルと椅子・ベンチ製作 

2012.05.04

お家の新築にあわせてダイニングの家具をセット(テーブルと椅子・ベンチ)でご注文いただき、
先週無事納品してきました。

壁・フロアとも白色です。とお聞きしていたので
家具は薄茶色~少し濃いめの色味をオススメしました。

椅子の生地の選択に、少々難儀しましたが長く使える色にされてよかったと思います。

椅子の生地も特殊な撥水加工をしていただき、長く使用していただけると思います。

この特殊な撥水加工、初めて見せていただいた時ビックリしました。
少々食べ物や飲み物をこぼしたりしても染み込まず
水玉になって弾いてくれる!←また写真アップしたいと思います。

ご注文してくださったKさま、ありがとうございました。




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タグ : 家具製作

『無垢材◯枚接ぎ』の接ぎとは 

2012.03.22

接ぎとは、接着剤をつけて材と材をつなぎ合わせることです。

『無垢材◯枚接ぎ』と表示があったら◯枚の板をつなぎ合わせて幅広の板を作ることです。

接ぎ方の方法もいくつかあります。


『いも接ぎ』
接着剤をつけて圧着するだけです。

簡単そうですが、実際の作業では
「接着面の中央にわずかな隙間雅で切るように鉋をかける」
「隣同士の木目が、自然な感じに見えるように方向を合わせる」
「接着剤をつけてすり合わせ、全体にいきわたるようにする」などに気をつけて作業しています。


『相欠き接ぎ』
お互いの板を欠き込んで接着剤で圧着します。


あい欠き



『雇い核(やといざね)接ぎ』
お互いの板の接合面の中央に溝を切り、そこに薄板をはめ込んで接着剤で圧着します。


実継ぎ


『本核(ほんざね)接ぎ』
一方の板の接合面の中央に溝を切り
もう一方の板の接合面の中央部が出るように削りだして接着剤で圧着します。


本核接ぎ


天井板や床板でよく見られます。


『ビスケットジョイント』
ビスケットジョイナーと呼ばれる加工機で円形の溝を彫り
その穴に専用のビスケット(ブナの圧縮チップで接着剤の水分で膨張して固まるものです。)を
差し込んで接着剤で圧着します。


ビスケット



『フィンガージョイント』
お互いの材の接ぎ位置をギザギザに切り、接着剤で圧着します。
フィンガージョイントは、木口(木の切り口)に、ギザギザの接ぎ目をみることができます。


フィンガー-ジョイント1



木口(木の切り口)に、接ぎ目が分かりにくいこと(美観の面)や強度の面を考え
当工房ではテーブルの接ぎは、主に『ビスケットジョイント』で接いでいます。

タグ : 継ぎ 接ぎ

『無垢集成材』『無垢材◯枚接ぎ』それぞれのメリット・デメリット 

2012.03.20

『無垢集成材』『無垢材◯枚接ぎ』それぞれのメリット・デメリットについて

『無垢集成材』
メリット
・材料寸法の誤差が小さく、狂いがほとんど出ない
・品質がほぼ均一である
・切ってきた木を余すことなく使用できる …など

デメリット
・表面に継ぎ部分が見える
・継ぎ部分に、段差が出来る場合がある
・木目が切れており自然な感じがしない
・接着剤自体が無害化されてきてはいるが
 確認されていない身体に有害な化学物質があるかも知れない …など


『無垢材◯枚接ぎ』
メリット
・木目がつながっており、自然な感じである
・木が水分を吸放湿する事で、お部屋の調湿を助けてくれる
・木目がつながっているので集成材より強度がある …など

デメリット
・木材によっては高い
・反る場合がある …など


どちらにしてもメリット・デメリットがあるので
どちらがいいとは決めることができません。

コストの問題は必ず付いて回りますが
健康の面、素材から受ける気持ちの面(あたたかい、安らぎを感じる…など)、耐久性など
僕としてはやはり無垢材をおすすめします。

タグ : 素材 ◯枚接ぎ 無垢 集成材

材質について(無垢集成材?無垢◯枚接ぎ?) 

2012.03.18

よく家具の材質表示に
『無垢集成材』とか『無垢材◯枚接ぎ』という表示をご覧になったことはないでしょうか?

これらの違いを簡単に言いますと、木材の長さが違います。


『無垢集成材』とは、
長さが短い木材を何個も接着したものです。


フィンガージョイント



『無垢材◯枚接ぎ』は、
長さが長い木材を◯枚接着したものです。


5枚継ぎ


それぞれについてもう少し詳しく説明します。

『無垢集成材』
大きな寸法の材料(テーブルなど)を得るために
長さが短い木をフィンガージョイント(継ぎ方の種類)などの継ぎ方で
長さが長くなるよう接着剤で接着し、
その長くなった材をまた何本か接着して、大きな寸法の材料にしたものです。


『無垢材◯枚接ぎ』
一本の長い無垢材を使用しています。
その長い材を何枚か接着し、テーブルなどの大きな寸法の材料にしたものです。

木取りの関係もあって、巾寸法の上限があり
目的の大きさになるように『無垢材5枚接ぎ』だと5枚接着しているということです。


どちらがいいのか?と聞かれますと
どちらにもメリット・デメリットはあるかと思います。

次は『無垢集成材』『無垢材◯枚接ぎ』それぞれのメリット・デメリット
について思うことを書きます。

タグ : 素材 ◯枚接ぎ 無垢 集成材

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